コーヒーの味はいれ方で決まる、と言っても過言ではありません。どんなに状態の良い豆を手に入れることができても、いれ方の良し悪しで最後にその味が大きく変わってしまいます。
コーヒーの風味を最大限引き出すために、次のポイントに注意して、味わい深く美味しいコーヒーをお楽しみください。
◎コーヒー豆は新鮮なものを使用します。
◎コーヒーは抽出器具に合わせて挽いたものを使用しましょう。
◎水は汲みたての新しいものを沸かしましょう。
◎コーヒーと水の量は、パッケージなどの解説に従い、適正な分量を使用しましょう。
◎抽出時間や抽出温度を守りましょう。
◎抽出器具やカップは清潔な物を使用し、あらかじめ温めておきましょう。
手軽で清潔なペーパーフィルターを使えば、はじめての人でも簡単に本格コーヒーをいれることができます。ペーパー・ドリップには、1つ穴式と3つ穴式とがあります。抽出する速度が違ってきますので、器具にあった湯の注ぎ方をしましょう。

器具とコーヒーカップは、あらかじめあたためておきます。
ペーパーフィルターのシール目を交互に折り曲げ、ドリッパーにセットします。
定量分の粉(1杯あたり10〜13g)を計量カップなどで計って入れます。ティースプーンなら山盛り3杯で約10gとなります。
沸騰した湯を少し落ち着かせてから、粉全体にゆきわたるように、少しずつゆっくりと注ぎ、蒸らします。
粉が膨張したら、泡が消えないうちに、1回または数回に分けて湯を注ぎます。
コーヒーがポットに落ちれば出来上がりです。
コーヒーは淹れ方次第で、おいしくいただけます。やや高さのある深めのカップ(マグカップ等)で、少なめ(7、8分)に抽出するのがコツです。細口のコーヒーポットがあれば万全です。

バッグを軽く振って中のコーヒーを下に寄せてからキリトリ線に沿い上部を切り取ってください。
フックの下部を左右に広げバッグの口を開いてください。
カップのフチにフックを掛けてから、外側を折ってください。これでバッグの注ぎ口が安定します。
※ポイント お湯は、3回程度に分けて注ぎます。1回目、少量の熱湯(95℃)をコーヒー全体にしみわたるくらいに注ぎます。
2回目、30秒ほど蒸らしてから、コーヒーの中心部に円を描くようにゆっくり注いでください。
3回目、コーヒーの膨張が落ち着いたら、仕上げのお湯を注いでください。
定量(お好みの量)になったら、ショットワンカフェを抜きとってください。おいしいショットワンカフェの出来上がりです。
※ポイント お湯はコーヒーの中心から1円玉くらいの範囲内に注ぐようにし、フィルターに直接注がないように注意しましょう。